当院でできる検査
当日中に結果をお伝えできる検査
以下の項目については、受診当日に結果をお伝えできます。
- 1.感染症迅速検査
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鼻や喉から綿棒を用いて検体を採取し、特定の感染症の有無を確認します。検査が陽性(プラス)なら疾患がある、検査が陰性(マイナス)なら疾患がないと言い切れるわけではありませんが、ある程度の目安はつけられます。
- インフルエンザ
- 溶連菌性扁桃炎
- アデノウイルス扁桃炎
- RSウイルス感染症
- マイコプラズマ感染症
- ヒトメタニューモウイルス感染症
- 2.炎症反応検査
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感染症はウイルス性・細菌性・その他のものに大きく分けられますが、一般的にはより重症となる細菌感染症とそれ以外の感染症を区別することはとても大切です。細菌感染症にかかると、身体の中で「炎症反応」と呼ばれるものが強くおこります。この「炎症反応」の強さを測定することで、細菌感染症の有無についてのある程度の目安がつけられます。
少し前までは、クリニックや診療所での炎症反応の測定は、検査自体を外注しなければならず、結果は翌日以降でないとお伝えできないことがほとんどでしたが、小型の検査機器が開発されたことで、クリニック内で検査を行い、数分で結果をお伝えできるようになりました。
加えて、血液の採取量もごく少量でよく、針も非常に細いものを使用します。お子さんを押さえて肘から行う通常の採血と比べると、痛みなどの負担を大幅に軽減することができます。