インフルエンザの診断には検査が不可欠?
- 2019年11月22日
- すこやかこどもコラム
「インフルエンザかもしれないので、検査をしてもらってきてください」 こんなことを言われた経験はどなたにでもあるのではないでしょうか。 確かに、「インフルエンザの検査」は便利です。 結果は数値ではなく「あり・なし」で出ますし、 結果が出るまでの時間もわずか数分です。 仮に 検査が陽性(プラス)になった人は全員インフルエンザ 検査が陰性(マイナス)になった人は全員インフルエンザではない のであ...
「インフルエンザかもしれないので、検査をしてもらってきてください」 こんなことを言われた経験はどなたにでもあるのではないでしょうか。 確かに、「インフルエンザの検査」は便利です。 結果は数値ではなく「あり・なし」で出ますし、 結果が出るまでの時間もわずか数分です。 仮に 検査が陽性(プラス)になった人は全員インフルエンザ 検査が陰性(マイナス)になった人は全員インフルエンザではない のであ...
発熱によって身体の免疫活性が高まり、 病原体を排除しやすくなることは以前お話ししました。 それでは、解熱薬を使って熱を下げてしまうと、 病原体を排除する力も落ちてしまい、 結果として病気が治るのが遅くなってしまうのではないか、 という意見があります。 確かに、熱が果たす役割から考えると、理屈としては通っている考え方ですね。 しかしがら、これについては今のところ 「人間ではよく分かっていません」 と...
前回(熱が出るしくみとその役割)では、 熱は免疫を高めるための身体の反応であることなどをご説明しました。 熱が出ると「解熱薬」や「熱冷まし」と呼ばれる薬を処方されることがあると思います。 ですが、考えてみるとこれはちょっと不思議です。 発熱によって免疫が高まるのであれば、 熱がある方がより早く病気が治ることになり、 熱を下げる必要は特になさそうですが、 なぜ解熱薬のような薬があるのでしょう。 熱に...
こんにちは すこやかこどもクリニック浮間 院長の金井慎一です。 発熱は小児科の外来で一番多い(かもしれない)症状です。 風邪を引いたりインフルエンザになったりといった、 何かの病原体が身体の中で悪さをしているときに熱が出ることが多く、 一般的には「良くないもの」としてとらえられがちな熱ですが、 熱はなぜ出るのでしょうか。 人間には体温を一定に保つ仕組みがある まず、私たちの身体は体温をある一定の範...
本格的な夏がやってくると、気をつけなければならないのは熱中症です。 熱中症はなってしまった後の対応も大切ですが、 熱中症にならないようにすることもそれ以上に大切なことです。 今回は特に「お子さんの熱中症」を予防するために、 大人ができることについて簡単にまとめてみました。 活動や外出を制限するべき基準を知りましょう。 熱中症は環境条件によって起こる病気です。 条件さえ満たせばどこでも(室内でもプー...